東京都墨田区。
634m(武蔵)の塔こと東京スカイツリー が聳え立つ、かつての暴れ川・荒川と春のうららの隅田川との間に広がるデルタ(三角州)地帯は、魅惑の芸者タウン向島や、東京駄菓子三大問屋街かつアメリカ以上に人種の坩堝の錦糸町、 国技館の両国に、奇談怪談の本所(本所七不思議)などの名所が盛り沢山!
今でも多く残る町工場(駄菓子メーカーもあるよ!)や伝統工芸を愛でる下町気質の旗の下、葛飾北斎・勝海舟・大橋巨泉や「世界の王」こと王貞治氏など、多くの傑物を輩出した事でも知られる人口約26万、歴史と文化に彩られつつもシャレオツに発展続ける都内屈指の下町エリア。
(北十間川より臨む、天まで届けなスカイツリー!!)
(スカイツリーより下界を接写。右が曳舟。正面が荒川・墨田川のデルタ)
今回紹介する駄菓子屋は、スカイツリーの御膝元・東駒形が舞台。
3児のママにして、まだ30代の若き店主が自身の名を冠した店をオープンさせたのが、今年(2016年)の1月の事。
栄えあるその名は「とむちゃん家」。とっても楽しい駄菓子屋さんです。
※おばちゃんとは呼べない(笑)。以後、店主を「とむちゃん」と呼ばせてもらいますYO!
(店の前は広い空間。子供達の安全地帯と言えるよね!)
(ジャンケンマンがお出迎え!鳴り響く「ズコ~」と「フィ―バー~」)
Instagramで面識のあった筆者ととむちゃん
訪問するのをとても楽しみにしていました。
「ジャンケンマン」が置かれた店の前は、想像以上の広いスペース、言うなれば「仮想路地裏」の様な車を気にせずに遊べる安全地帯が確保されており、子供達にとっては絶好の遊び場。
ワインレッドの広場!ってやつですね。
さらにさらに。
We accept foreign customers!(外国人歓迎しまっせ!)
熱烈歓迎!
(上記Instagram参照)
さすがは東京スカイツリー⇔国際観光地浅草の中間エリア。
地元の子供達だけではなく外国人も大歓迎と言う、ウェルカム世界の老若男女体制。
下町に咲いた駄菓子の華!と言っても過言ではないでしょう。
「とむちゃん家」と書かれたドアを開けて、いざ店内へ!
(白を基調の明るいに店内に駄菓子・駄玩具がいっぱい!!)
(配置は変幻自在!週変わりでガラリと変わるから飽きないね(笑)」
白を基調としたオシャレな店内。
多くの駄菓子と駄玩具がお出迎え!
本格的な取り揃えに、思わず「スゲェー・・・」と感嘆の声をあげていました!
「小学生の長男を筆頭に、3人の子供がおりまして。主人も良く動いてくれますが、1人が病気すると母親が仕事休む+つきっきりのコンボ・・・ですよね。自分のペース(休みも自分で決められる様な)で働ける仕事を!と思い、気付いたら開業してました(笑)」と、駄菓子屋創設の志を、明るく話してくれたとむちゃん。
そうなんです。
幼子を抱えて働くママは超大変なんです。
子供が病気になった際の呼び出しシステムも然り、待機児童問題の影に隠れている、遠方の保育園しか受からず送り迎えに四苦八苦の人然り。
そんな大変さを笑い飛ばし、駄菓子屋を開業。
しかもそれが子供達(地域の子供・自分の子供)の為にもなっているんだから、スゴイ!の一言ですよね。
そんな話をしている際に、とむちゃん。
「ああ、そうそう。私がやってるわけではないんですが、ここは木曜日限定で、とっても美味しい「うどん屋※」さんになるんです。20食限定で、うどん+小鉢・サラダ付きで500円!今度食べに来てくださいね。」
※茶房~る てげてげ
と言った後すぐに「だから水曜日の閉店後は急いで駄菓子達を片づけるんですよ。そして金曜にまたセットして!週替わりで駄菓子の配置が変わる店なんです「とむちゃん家」は!(笑)」。
毎週セットするなんて大変でしょうが、笑い飛ばしちゃってますYO。やっぱりスゴイや!
(ジャック製菓の10円当て系駄菓子のラインナップは目を見張る)
筆者が訪れた日は、まだ夏の日差しが照り付ける8月初め。
店外の安全地帯では各々好きな事に興じる数人の笑い声が響き、店内にはカキ氷を求める一団が押し寄せ、とっても賑やかな時間帯の事。
暑さにめげてカキ氷を嘱望するオッサン(筆者)の為に氷を削りながら、とむちゃんは「生意気言う子を含めて、やっぱり可愛いですよ。少しずつですが、「とむちゃん家のルール」も浸透し始めてますし。悪さや他の子へ意地悪する子は怒りますよ!昔の駄菓子屋のおばちゃん方の様に、スゴク怖いおばちゃんには、まだなれないけど(笑)。」と話してくれました。
(ブルーハワイなカキ氷。子供も大人も超重宝。おいC!!)
(ちょい飲みならぬ、ちょい食べニーズもがっちりカバー!50円也)
カキ氷がまいう~過ぎる件。
さらに通常サイズのみならぬ、「ちょい食べ」ニーズもがっちりカバー。ハーフサイズは50円也!
子供達(お年寄りもね!)の胃袋とお財布事情に配慮した、さすが現役ママさん!と言うべき気遣いには感服しましたね。
「ベビースターとたこせんをドッキングさせた「ラ―たこせん(チーズ乗せもアルデンテ!)」や、「ラーピザ」もコーヒーもあります。是非食べに来てくださいね!あと、今はテスト段階ですが、富山の薬売り的に企業のオフィスに駄菓子を置いて食べた分だけ金額を頂く「オフィスとむちゃん」って言うシステムもあります!今は主人の会社のみの展開ですが(笑)」
お子さんがまだ小さいが故に、休みがちになってしまう事もある「とむちゃん家」。
しかしそれを、持ち前の明るさとアイデア・下町風の優しき気遣いでフルカバー!
店の中でも、店の外でも、とむちゃんの周りには子供達の笑顔と言う名の花が咲き誇っていました!
皆さんも下町観光の折には、「とむちゃん家」に行ってみてはいかがでしょうか?
とむちゃんはきっと、熱烈歓迎!!!してくれると思いますYO!!
「とむちゃん家」
※閉店のお知らせ。2016年12月23日をもって「とむちゃん家」は閉店します。(新しい家族が増えるため)
一段落したら、新生とむちゃん家に出会えるかもしれません?その際は報告いたします
634m(武蔵)の塔こと東京スカイツリー が聳え立つ、かつての暴れ川・荒川と春のうららの隅田川との間に広がるデルタ(三角州)地帯は、魅惑の芸者タウン向島や、東京駄菓子三大問屋街かつアメリカ以上に人種の坩堝の錦糸町、 国技館の両国に、奇談怪談の本所(本所七不思議)などの名所が盛り沢山!
今でも多く残る町工場(駄菓子メーカーもあるよ!)や伝統工芸を愛でる下町気質の旗の下、葛飾北斎・勝海舟・大橋巨泉や「世界の王」こと王貞治氏など、多くの傑物を輩出した事でも知られる人口約26万、歴史と文化に彩られつつもシャレオツに発展続ける都内屈指の下町エリア。
(北十間川より臨む、天まで届けなスカイツリー!!)
(スカイツリーより下界を接写。右が曳舟。正面が荒川・墨田川のデルタ)
今回紹介する駄菓子屋は、スカイツリーの御膝元・東駒形が舞台。
3児のママにして、まだ30代の若き店主が自身の名を冠した店をオープンさせたのが、今年(2016年)の1月の事。
栄えあるその名は「とむちゃん家」。とっても楽しい駄菓子屋さんです。
※おばちゃんとは呼べない(笑)。以後、店主を「とむちゃん」と呼ばせてもらいますYO!
(店の前は広い空間。子供達の安全地帯と言えるよね!)
(ジャンケンマンがお出迎え!鳴り響く「ズコ~」と「フィ―バー~」)
Instagramで面識のあった筆者ととむちゃん
訪問するのをとても楽しみにしていました。
「ジャンケンマン」が置かれた店の前は、想像以上の広いスペース、言うなれば「仮想路地裏」の様な車を気にせずに遊べる安全地帯が確保されており、子供達にとっては絶好の遊び場。
ワインレッドの広場!ってやつですね。
さらにさらに。
We accept foreign customers!(外国人歓迎しまっせ!)
熱烈歓迎!
(上記Instagram参照)
さすがは東京スカイツリー⇔国際観光地浅草の中間エリア。
地元の子供達だけではなく外国人も大歓迎と言う、ウェルカム世界の老若男女体制。
下町に咲いた駄菓子の華!と言っても過言ではないでしょう。
「とむちゃん家」と書かれたドアを開けて、いざ店内へ!
(白を基調の明るいに店内に駄菓子・駄玩具がいっぱい!!)
(配置は変幻自在!週変わりでガラリと変わるから飽きないね(笑)」
白を基調としたオシャレな店内。
多くの駄菓子と駄玩具がお出迎え!
本格的な取り揃えに、思わず「スゲェー・・・」と感嘆の声をあげていました!
「小学生の長男を筆頭に、3人の子供がおりまして。主人も良く動いてくれますが、1人が病気すると母親が仕事休む+つきっきりのコンボ・・・ですよね。自分のペース(休みも自分で決められる様な)で働ける仕事を!と思い、気付いたら開業してました(笑)」と、駄菓子屋創設の志を、明るく話してくれたとむちゃん。
そうなんです。
幼子を抱えて働くママは超大変なんです。
子供が病気になった際の呼び出しシステムも然り、待機児童問題の影に隠れている、遠方の保育園しか受からず送り迎えに四苦八苦の人然り。
そんな大変さを笑い飛ばし、駄菓子屋を開業。
しかもそれが子供達(地域の子供・自分の子供)の為にもなっているんだから、スゴイ!の一言ですよね。
そんな話をしている際に、とむちゃん。
「ああ、そうそう。私がやってるわけではないんですが、ここは木曜日限定で、とっても美味しい「うどん屋※」さんになるんです。20食限定で、うどん+小鉢・サラダ付きで500円!今度食べに来てくださいね。」
※茶房~る てげてげ
と言った後すぐに「だから水曜日の閉店後は急いで駄菓子達を片づけるんですよ。そして金曜にまたセットして!週替わりで駄菓子の配置が変わる店なんです「とむちゃん家」は!(笑)」。
毎週セットするなんて大変でしょうが、笑い飛ばしちゃってますYO。やっぱりスゴイや!
(ジャック製菓の10円当て系駄菓子のラインナップは目を見張る)
筆者が訪れた日は、まだ夏の日差しが照り付ける8月初め。
店外の安全地帯では各々好きな事に興じる数人の笑い声が響き、店内にはカキ氷を求める一団が押し寄せ、とっても賑やかな時間帯の事。
暑さにめげてカキ氷を嘱望するオッサン(筆者)の為に氷を削りながら、とむちゃんは「生意気言う子を含めて、やっぱり可愛いですよ。少しずつですが、「とむちゃん家のルール」も浸透し始めてますし。悪さや他の子へ意地悪する子は怒りますよ!昔の駄菓子屋のおばちゃん方の様に、スゴク怖いおばちゃんには、まだなれないけど(笑)。」と話してくれました。
(ブルーハワイなカキ氷。子供も大人も超重宝。おいC!!)
(ちょい飲みならぬ、ちょい食べニーズもがっちりカバー!50円也)
カキ氷がまいう~過ぎる件。
さらに通常サイズのみならぬ、「ちょい食べ」ニーズもがっちりカバー。ハーフサイズは50円也!
子供達(お年寄りもね!)の胃袋とお財布事情に配慮した、さすが現役ママさん!と言うべき気遣いには感服しましたね。
「ベビースターとたこせんをドッキングさせた「ラ―たこせん(チーズ乗せもアルデンテ!)」や、「ラーピザ」もコーヒーもあります。是非食べに来てくださいね!あと、今はテスト段階ですが、富山の薬売り的に企業のオフィスに駄菓子を置いて食べた分だけ金額を頂く「オフィスとむちゃん」って言うシステムもあります!今は主人の会社のみの展開ですが(笑)」
お子さんがまだ小さいが故に、休みがちになってしまう事もある「とむちゃん家」。
しかしそれを、持ち前の明るさとアイデア・下町風の優しき気遣いでフルカバー!
店の中でも、店の外でも、とむちゃんの周りには子供達の笑顔と言う名の花が咲き誇っていました!
皆さんも下町観光の折には、「とむちゃん家」に行ってみてはいかがでしょうか?
とむちゃんはきっと、熱烈歓迎!!!してくれると思いますYO!!
「とむちゃん家」
※閉店のお知らせ。2016年12月23日をもって「とむちゃん家」は閉店します。(新しい家族が増えるため)
一段落したら、新生とむちゃん家に出会えるかもしれません?その際は報告いたします
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